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オヤジのシャリバテ登山体験の思い出。ハンガーノックはたまりません。でも熱けいれんだったかも

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オヤジの思いで50歳の9月のお話。

年に数回しか山へ行く習慣がなかったころの体験です。

日々、事務作業で、通勤もクルマ。ほとんど歩かない毎日なので、たまにはしっかりと汗をかこうと思った9月のある土曜日のことでした。

自宅からクルマで1時間ちょっとのところにある標高900mほどの山にのぼってこようと家を出ました。

行動食として、家にあったグリコアーモンドキャラメル2粒と水を1.5リットル、ボトルにつめて1人ででかけました。

グリコのアーモンドキャラメルは、小学生のころからの愛用の行動食です。

1粒で2度おいしい。

昼食用におにぎりをコンビニで調達するつもりでしたが、あると思っていた場所にコンビニがなく、気づいたときにはもう登山口の駐車場でした。

上り下りあわせて全行程で4時間くらいだろう、水だけ飲んで山に登ればけっこうなダイエットにもなるかもなと浅はかな考えのもと、登山を開始しました。

かなり気温が高い日でしたが、わりと快調に高度をあげ、予定時間内に頂上到達。

晴天で気持ちがいい頂上でした。

しかし、食べるモノがない。

仕方ないので、いっきに下山することを試みました。

どんどんスピードをあげて下るうちに、脳みそのなかには快楽物質がにじみ出てきたようで、このままどこまでも走っていけるんじゃなかろうかと思うほどでした。

実に下りやすい傾斜の登山道だったのです。

この時点でキャラメル2個は食べてしまっていて、水は1リットルほど飲んでいました。

もうすぐ登山口にたどり着くところまで来たのでペースを落として走るのをやめて歩き始めたところ、胸に痺れと圧迫感を覚えました。

なんだこれは思っているうちに、立っていることもできなくなり、倒れるように道端にへたり込んだのでした。

アンパンマンの顔が水に濡れたときのような感じです。ヘナヘナになってチカラが出ないのです。

倒れたあとも、全身に痺れが広がっていきます。

ザックを担いだまま、仰向けで空を見ているしかできませんでした。

これは、噂にきく「過呼吸」状態かもしれないと思いつき、やっとの思いで、ザックから腕を抜き、ザックに入ってたスーパーのレジ袋を取り出して、鼻と口にあてて深呼吸してたら数分後に痺れは回復し、起き上がることができるようになりました。

その後、立ち上がると、脚がツリましたが、それをだましつつクルマに乗り込み、たどりついたラーメン屋で喰った味噌らーめんは死ぬほどうまかったです。

これが私の初めてのハンガーノック、シャリバテ体験でございます。

ただ、この日はとても暑い日でしたので、私をおそったこの症状は熱中症の症状の1つ「熱けいれん」だった可能性も高いです。

また、過呼吸における袋の使用は現在では危険とされています。

以前は、過呼吸の発作が起きたときは紙袋で鼻と口にあてがい、袋の中で呼吸を行えという「ペーパーバッグ法」が有効とされていましたが、窒息して死んじゃった例もあるそうで、ご注意ください。

ま、ハンガーノックにしろ、熱けいれんにしろ、登山するのに、十分な行動食の備えもせず、水しかもっていかなかったことに原因があります。

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