ウォーターボトル

山でも町でも実験室でも。あらゆるところで活躍するナルゲン・ボトルを買ってみた

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ナルゲン

日帰り登山部部員。昭和の山岳部装備係のタケシです。

今日は、ワタクシが山で使う水筒、ウォーターボトルについてレポートします。

昔は臭かった登山の水

さて。

昭和の昔の登山において、水を入れる容器といえば、ポリタンでした。

ポリタンとは、ポリ製のタンク、こんなやつです。

このポリタン、軽くて丈夫な点はいいんですけれども、昭和の頃のポリタンは、致命的な欠点を持っていました。

それは、ニオイ。

おいしい山の湧水を入れても、昭和のポリタンに入れたが最後、その水には特有の樹脂のニオイが付くのです。

まあ、山のなかなんで、喉がかわけばまずい水でもうまいんですけれどね。

そんなわけで、登山にポリタン臭が付いた水はつきものだったのですが、いまでは樹脂も進化して、ニオイなどまったく気にする必要がない製品が主流になっています。

【注意:最近の白ポリタンは昔より臭わなくなっています。価格が安いので白ポリタンも選択肢としてはアリです。】

実験室から生まれた軽くて丈夫な水容器

平成の現代で昭和のワタクシが使っているボトルがコレ。

純正品のナルゲン・ボトルです。アメリ生まれです。

ナルゲン

近所のお店で買いました。1リットルの広口タイプです。

ナルゲン

透明な青い色がきれいです。

ナルゲン

さてこのナルゲンボトル。

アメリカはニューヨーク州で、研究用の装備品(試薬瓶とか)を作っていた「ナルジェ社」の製品です。

研究室で使われていたボトルが水筒としてアウトドアに持ち出され、その壊れない、水がまずくならない、軽いなどの性能が評価され、アウトドアの世界に広がっていったってゆーストーリーを持っています。

ナルゲンボトルの機能。ここがスゴイ

ナルゲン

ナルゲンのすごさをひとつずつ見ていきましょう。

硬い硬い。ナルゲンは硬い

ナルゲンボトルは飽和ポリエステル樹脂でできています。

不飽和ポリエステル樹脂は、機械的強度、電気絶縁性、耐熱性、耐薬品性など性能バランスに優れているって寸法です。

硬いのでぶつけても壊れないし、冷蔵庫でボトルのまま凍らせても平気です。

しかも、このキャップが強力で、水漏れの危険性がゼロに近いともっぱらの評判です。

ナルゲンにはいろな形や色があってこれがちょっと楽しい。

青いのや。

ピンク色。

そして黄色。

広口タイプだけでなく、片手でもキャップがワンタッチで開くボトルもあります。

水が漏れないなら逆もOK。湿気に弱い食品を入れて保存容器としても活躍

独自の構造で、水を漏らさないナルゲンボトル。

キャップにパッキングが付いているわけでもないのに、キャップを閉めれば水も空気も漏らさないところが、このナルゲンボトルの「売り」です。

逆に考えれば、湿気をシャットアウトするので、湿気に弱い食品を入れておくのに使う人もおります。

冷蔵庫の中でも活躍しまっせ。

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