ブチョーです。
寝袋が必要な山や旅のときに使っていたザックがいよいよ寿命を迎えました。
私の相棒と言ってもいい数十年モノのザックなので愛着はありますが、限界です。
んで、アウトドアショップへ行きましたら、オスプレーの2016年版ケストレル38の新製品が陳列されていて、その脇のSALE品のワゴンに旧モデルのケストレル38が値引きされて積まれていました。
▼amazonだと旧タイプはこんな値段
私の胴の長さからするとM/LよりもS/Mサイズのほうがちょうどいいのですが、このケストレル、ショルダーハーネスの取り付け位置をベルクロで上下無段階調整できます。
ショルダーハーネスが調整できる構造はこの動画を見るとわかります。
ザックに仕込まれたベルクロを、手を突っ込んでベリっと剥がすとショルダーハーネスの付け根がザック本体から外れます。
↓これが通常の状態です。
引っこ抜いている途中です。
ベルクロを引きはがして、ショルダーベルトの付け根を完全に取り出したところです。
ワゴンセール品のM/Lサイズのケストレルのショルダーハーネスの付け根をいったん引きはがして一番下の位置へ動かして背負ってみたら、あら、ぴったりだわ。
購入しました。
ケストレル38の型落ち品でザックの進化に思いをはせた
数十年使ってきたザックNIPPIN ZOOM FRAME(ニッピン)と並べてみます。
ニッピンのザックは中国でネズミに齧られ、穴をあけられたこともある思い出深いザックです(雨蓋内に干し牛肉を入れていたのです)。
隔世の感があります。
ここ数十年のバックパックの進化を目の当たりにしているかのようです。
ひっくり返してみます。
ニッピンのザックにはヒップベルトがなかったので、自分で適当に追加したのですが、見た目はチープでアレですがしっくり来てました。
ケストレルのヒップベルトは幅広で安定感があります。左右ともポケット付きです。
雨蓋にはオスプレーのロゴマーク。
オスプレーのケストレル38の動画を集めてみた
私が買ったのと同じ旧タイプのケストレル38の説明動画がありましたので、貼っておきます。
こっちはイケメン兄ちゃんがモデルの説明です。
こちらは元気な姉ちゃんが説明してくれる動画です。トレッキングポールをザックに簡単に装着できるトレッキングポールホルダ(stow on the go :ストウオンザゴーアタッチメントシステム)の使い方を説明してくれます。
ケストレル38の型落ち品を買ってよかった点
トレッキングポールをザックに装着できる機能がやっぱり便利なところ
トレッキングポールを使って登山していて、鎖場なんかに来た時にトレッキングポールをザックに取り付けられる機能です。
ザック本体脇のループにポールの先を突っ込んだら、このループにグリップを通して固定します。
レインカバーが付属していて、専用の収納ポケットも装備されているところ
ケストレルはレインカバーを標準装備しています。
そのレインカバーが仕舞われているのがこのポケット。
ジッパーをあけると。
深紅のレインカバーが出てきます。
レインカバーと本体はテープで結ばれています。
風で飛ばされたりしない工夫です。
もちろん切り離すことも可能です。
かぶせてみます。
レインカバーの下部には絞りが付いています。
ザックのケツ部分もジッパーで開けてザックの底の荷物も取り出せるところ(新モデルでは、側面にもジッパーが追加されています)
ザック本体は内部で2気室になっています。仕切りの布はフンドシタイプで、片側だけが本体に縫い付けられていて、もう一方は取り外しできるようになっているので、1気室にすることも可能です。
背中のムレムレ感がかなり軽減されるところ
胸のベルトの位置調整ができて、緊急用の笛も付いているところ
胸のベルトは無段階でスライドさせることができます。
グイっと動かすと動きます。
ホイッスルです。
雨蓋ポケットにキーホルダーが付いていること
こーゆーのは地味にうれしい機能です。カギをしっかりクリップできます。
雨蓋ポケット内側にあるメッシュポケット
これも地味にうれしい。スマホの予備バッテリーとか財布とかを入れます。
ケストレル38の型落ち品を買ってマズかった点
腰ベルトのポケットに愛用の小型デジカメが入ると思っていたが、キツキツだったところ
これは自分の持っているデジカメの大きさによると思いますが、さっと取り出せてさっとしまえるかと思ったら、けっこキツキツでした。
大きさ的に、入ることは入ります。
サイドポケットに500ccのペットボトルを入れるとなんかたよりないところ(落としそう。新モデルでは改善されています)
入ることは入ります。ちょっと浅めなので、角度によってはツルっと出てきそうな不安が残ります。
ケストレルのマイナーチェンジ
数か月前に登場したケストレル38の新製品は、旧製品に対して、
●サイドジッパーが追加されて側面から内部へのアクセスができるようになった
●細身の体系でもヒップベルトを十分締められるように、ヒップベルトのポケットの横寸法を小さくした
って所が大きな変更点ですって店員さんが言ってました。
背面のメッシュのポケットに縦のラインが左右に入っていて、Kestrel 38の文字があるのが最新版のケストレルです。
旧モデルの背面ポケットにはこの縦ラインがなくて、オスプレーの鳥マークしか描かれてません。
▼コレは最新モデルのケストレル38