山登りで手がふさがるのがあんまし好きじゃないってゆー先入観があったので、これまで基本的にトレッキングポールを使わなかったのですが、このたび、Black Diamond(ブラックダイヤモンド) ディスタンスFL BD82302 2014モデルを買って四足歩行獣になってみました。
トレッキングポールもいろんなメーカーから発売されてて、ホームセンターの量販店なんかでも売っています。
どうせ買うならコンパクトになるのがいいなあと思って、伸縮型じゃなくて折りたたみタイプ(Zポール)のブラックダイヤモンドのディスタンスシリーズの旧モデルにしました。
旧モデルにしたのは予算の関係のためで他意はありません。
▲このモデルを1万円ポッキリで買いました。
んで、ブラックダイヤモンド。
ブラックダイヤモンドのポールには種類がありまして、構造的に、3つに折れるZポールと釣り竿のように伸び縮みする伸縮式ポールに分けられ、次の計4つのシリーズがあります。
【ウルトラマウンテンシリーズ】
2013年登場のZポールの新シリーズ。Zポールってゆーのはコンパクトに折りたためるタイプです。
比較的、径の太いシャフトが採用されていて耐久性があります。ポールの先に付いている輪っか(バスケット)の交換ができるので、大きな輪っかを装着すれば、雪山でも使えます。だからオールシーズン対応ってことになります。
【ディスタンスシリーズ】
わたしが買ったのがこのタイプ。
なんといっても軽量コンパクト。
シャフトはウルトラマウンテンシリーズより細く、軽量化を最優先したつくりになっています。このシリーズのなかでも価格の高いカーボンファイバーモデルはもっと軽いです。ま、軽い造りなんで、強度や耐久性は二の次になってますし、輪っかが交換できないので、雪山での使用にも適しません。
【トレイルシリーズポール】
構造的には伸縮式ポールです。コストパフォーマンスと耐久性に優れ、ハードな使用にも耐えます。輪っか(バスケット)も交換できるので雪山を含むオールシーズンで使えます。
【アルパインシリーズポール】
トレイルシリーズをベースに作られたカーボンファイバー製のポールです。
グリップ(手で握る部分)がコルクでできています。パーツが高品位な上級モデルです。軽いし、握りやすいし、バランスもいい。輪っかももちろん交換可能なので雪山を含むオールシーズンで使えます。
んで、わたしが手に入れた【ディスタンスシリーズ】のFL BD82302 2014モデル。
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結束バンドをはずすとこんな感じです。この完璧に折れ曲がって畳まれるのがZポールの構造です。
Z型になる「3つ折れ式」なので、伸縮するロッドタイプに比べて、圧倒的に小さくなります。
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収納ケースです。
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収納ケースにはポケットがあって、中には交換用の先っぽ部品(カーバイドティップ)が入っています。
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グリップとベルトはこんな感じです。
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シャフト(軸)のつなぎの部分です。
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折りたためるだけじゃなくて、グリップ部分のシャフトは伸縮するので自分の体にあわせて長さ調整が可能です。
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このロック機構がスマートです。
ロックをはずすとシャフトの長さ調整ができるようになります。
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先端のバスケット部分です。ラバーティップがはまっています。
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サイズ:95-110(34)cm、105-125(37)cm、120-140(40)cm ( )内は収納時
重 量:95-110cm=440g(1ペア)、105-125cm=455g(1ペア)、120-140=470g(1ペア)
付属品:ラバーティップ、カーバイトティップ、収納ケース段に新たにフリックロックプロを採用。使用状況に応じて15~20cmの長さ調整ができるモデルです。斜面変化の多いトレイルで、効果的なストックワークを可能にします。
・全段アルミ合金シャフト採用
・15~20cmの長さ調整が可能
・フリックロックプロ搭載
・軽量EVAグリップ、吸湿速乾性のあるリストループ。
・ミニエクステンショングリップ付きノンスリップフォームグリップ
・収納時に便利なシャフトキャッチャー付きバスケット
・交換式ラバーティップとカーバイドティップを標準装備