登山トレーニング

登山ダイエット。山登りで人間は痩せるかのか?

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■山はジムであり、登山は運動。その効果は?

平地より高いところ、それが山。

つまり山を登るとゆーことは、自分の体重プラス担いでいる荷物の重量を負荷にし、高低差も利用する筋力トレーニングです。

一般的には頂上とゆー目標があり、無事帰還するとゆーゴールもありますから、達成感もありますし、同じ山でも行く日や季節によって全く異なる体験ができますし、違う山に登ればさらに体験が広がり、モチベーションも拡大します。多少の辛さはあっても飽きることなくトレーニングの継続が可能になります。

ただ登って降りて来るだけの運動ですが、次のような効果が期待できます。

●筋力がつく
●血液循環が改善する
●持久力が高まる
●バランス力が向上する
●心肺機能が高まる
●ストレスが発散する

まさに山は、ジムなのです。

そして、ここで強調しておきたい登山のもう1つの効果、それは

●脂肪が燃える

ということです。

■登山は有酸素運動

登山はわりと長時間かかる運動だという特徴があります。

まあ、コースは自分で選ぶわけですから、全行程2時間、3時間とかもありなわけですが、日帰り登山でも全行程6時間とかゆーのは普通にアリなわけです。で、6時間なら6時間、休憩をのぞいて、その間ずーっと歩いているのが登山です。

このような長時間動き続ける運動が「有酸素運動」です。

酸素を使って脂肪を燃焼させエネルギーを作り出す運動です。

登山のほかにもランニングや自転車こぎ、水泳、エアロビクスなどが有酸素運動です。

これに対して「無酸素運動」ってゆーのもありまして、100メートル走とか重量あげなんかがこれにあたります。

■有酸素運動の王様。それが登山

同じことを何時間も続けるのはけっこうシンドイものですが、登山の場合、登って降りてくるという目的がありますし、歩けば風景や登山道の様子も変わり、飽きることがありません。自然とトレーニングをしながら1日が満足のうちに完了します。

数ある有酸素運動のなかでも特に登山をおすすめしたいのは、この点です。

登山は、ほぼ1日、ずーっと飽きずに続けられる運動ってことです。

んで、その登山中は、あなたの身体に蓄積されている脂肪もずーと燃え続けます。

脂肪は1gあたり9kcalのエネルギーを持っています。

つまり、身体に付いている脂肪を1kg減らすためには、9000kcalの運動が必要になる計算ですが、厳密にいうと脂肪組織には脂肪のほかにタンパク質なども含まれるため、実際に体脂肪を1kg減らすために必要なエネルギー量は約7000kcalと言われています。

登山は確実にダイエットに有効。ただし、登山後の食べ過ぎ注意

登山で消費するエネルギーは、体重、担いでいる荷物の重さ、山の傾斜度などで異なりますが、1時間で約500~600kcalと言われています。

登山の消費カロリー計算ができるサイト

けっこうなエネルギー消費量です。

体脂肪を確実に消費できます。

必要以上に重い荷物を背負えば、さらにダイエット効果は高まります。

傾斜の厳しいルートへ行けばさらに効果はアップします。

ただし、肝心なのは消費したカロリーをどう補うかです。

重い荷物を担いで厳しいルートを往復し、満足感のうちに温泉に入ってビールを飲んで牛丼を食べ、〆にラーメンをすする。

ちなみにキリン一番搾り生ビールは350mlで144kcalです!

吉野家の牛丼(並盛)は1杯669kcalです!

特盛になると1063kcalです!

幸楽苑の290円の激安中華そばは528kcalです!

消費した以上に摂取すれば、元の木阿弥になることは言うまでもありません。

しかし、登山を続けることで、筋肉がつき、基礎代謝量は多くなりますので、その点はダイエットに貢献します。

登山ダイエット。糖質と水分を補給しないと危険

ここで注意したいのは、ダイエット目的で山に登るからと言っても、糖質(糖分)の摂取は必要だという点です。

体内の糖質がある程度消費されると、脂肪の燃焼が始まる仕組みなわけですので、そんなら糖質をまったく摂らなきゃいいじゃんとゆー考えに至るかもしれませんが、それは危険な考え方です。

糖質をまったく補給しないと、長時間の登山の場合、まず、バテます。

いわゆるシャリバテです。

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この状況になると身体が動かなくなったり、脳が働かなくなって事故をおこす確率が急激に高まります。

また、水分補給も適宜行う必要があるのはもちろんです。

登山中の熱中症は生命の危険があります。

いのちあってのダイエットですので、そこんとこ、よろしくお願いいたします。

だもんですから、登山ダイエットとゆー手法はアリですが、安全に効率的にしかも短期間でダイエットしたいって方には、回り道かもしれません。

てっとり早いのは、筋力トレーニングと食事指導とサプリメントを組み合わせた手法であることは確かです。

でもね、トレーニングしても痩せないって方は、別の次元の問題、つまりご先祖様から受け継いだコレを調べる必要があるかもしれません。



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