『山と食欲と私』第2巻のカバーをはずすと、第1巻と同様、表1と表4にイラストが描かれています。
今回のイラストは、第2巻に登場した人物たちの持ち物です。
1つずつ見ていきましょう。
佐藤ヤマメ(46000g)
13話に登場した単独登山女子のヤマメちゃんです。岩登り女子です。
バンドタオル(300g)
日本のロックバンド、サンボマスターのタオルです。
サンボマスターを聴いているとは、私と趣味が同じです。
このバンドの曲が「電車男」に使われてヒットしたのはずいぶん前のことになりました。
ガウルー ホットサンドメーカー(500g)
ガウルーじゃなくて、ホントはバウルーですね。
山へ持っていくのはすこし嵩張りますが、ホットサンドがバッチリ作れます。
パンの耳を落とさなくても、そのまま焼けるし、パンの周囲が圧着された状態のホットサンドが作れるんですよ。
camon ESO kisu(1500g)
ま、このへんですかね。
マンガのなかでは望遠200mmで撮ってました。
ほかには、SDカードやラーメン屋アルバイトのシフト表、くまのぬいぐるみ、サングラスなんかを持ってます。
井森太郎(67000g)
14話のNOGUSO話に登場した謎の青年です。
着てるネルシャツはUNOCLOだそうです。持ってるナイフは100円ショップで買ったヤツです。
んで、特異なのがコレ
毒草図鑑(880g)
この青年、ほかには、拾った棒、貝がら、松ぼっくり、どんぐり、謎のゴミ、デンタルフロス、マッサージクーポン、マッチなんかをお持ちです。
おばあさん(34000g)
17話に登場したこのおばあさん、新潟県民っぽいです(個人の感想です)。
背負い篭(藤商)(1200g)
こんな感じでしょうか?
OSONY ポータブルラジオ(150g)
日本人ならやっぱりラジオはSONYです。
小型トランシーバー(200g)
山で使うのですから、アマチュア無線の免許を持っていると仮定します。
コールサインのエリア番号は0(ゼロ)ですかね(正確には0プラス/)。
イラストとはちょっと形が違いますが、山へ持っていくならこのへんですかね。
このトランシーバーはEAI(エマージェンシー・オートマチック・ID)機能を備えています。
鍛冶豊 鉈(1000g)
写真のナタは本体490gなので、おばあさんのはもっとデカイやつみたいです。
ダンプロのゴム手袋S
これはダンロップですかね。
他には、ASAI長靴、息子のケータイ番号メモをもっています。
鯰江洋子(なまずえひろこ)(51000g)
23話に登場した68歳の女社長の洋子さんです。
GPSアプリ(58.6MB)
GPSアプリといえば、これですね。
ジオグラフィカです。
▲出典:ジオグラフィカ(Geographica)
YAMASENボトル(300g)
これは山専ですかね。
サーモスの製品です。
SAKUREL 筆ペン(30g)
SAKURELがよくわかりませんが、筆ペンはやっぱりペン先がちゃんと筆になってるヤツがいいですね。
これはぺんてる製です。
タパゴニア キャプリーン(167g)
パタゴニアのウィメンズキャプリーンミッドウェイトジップネックだと思われます。
地球の歩き方(500g)
まんまですね。
私も昔、何冊か買いました。中国とかインドとか中東とか。
他には、八ヶ岳の絵葉書、常備薬、大好きなお菓子、臓器提供意思表示カードなんかをお持ちです。
男鹿夫婦(74000g,56000g)
18話の蒸し肉まんのお話で登場したご夫婦です。
旦那さんは昨年定年退職してまして、奥様は専業主婦です。
moon-bellで買ったおそろいの登山道具
ザックはこのへんでしょうか?
靴や服もおそろいのようです。
手作りお弁当とインスタントみそ汁を持参し孫の写真も持っています。
小松原鯉子(52000g)
19話に登場する鯉子さんです。
鮎美ちゃんの会社の先輩です。鎌倉でばったり出会って、山に目覚めることになります。
この19話では、山に登るために来たわけではないので、持ち物は御朱印帳と元カレの合カギと3DSです。
3DS(200g)
色はこのへんですかね。
御朱印帳
いろいろあるんですね。これは蛇腹式です。
兎内幸生(とうちゆきお)(72000g)
20話で登場した37歳の翻訳家です。
鮎美ちゃんがちょっとドキドキしたりしたわけですが、この兎内さん、お尻に悩みがあるようです。
登山靴 LA POSTARVI(1200g)
現実界では「LA SPORTIVA(ラ・スポルティバ)」です。
スポルティバ社は北イタリア、ドロミテ山麓で1928年に創業し、今日まで山靴の開発・製造を続けているメーカーです。
トランゲヤ ケトル0.6リットル
実際はトランギアですね。
これはお湯をわかしてココアを作るのに使うんで普通です。
チープカシオ(20g)
これはそのまんまカシオの安い腕時計でしょうか。
コレ↓は1000円ちょっとで買えます。
もらいもののスキットル(70g)
「もらいもの」ってゆーのが、いらないものを誰かからもらったのか、あるいは、思いのこもったプレゼントだったのかは不明です。
これは、スノーピークのヤツです。
けっこうなお値段の商品なので、これだとしたらプレゼントかもしれません。
ワイヤーソー(30g)
いざとゆーとき用に持ち歩いているようです。
旅先で買った木のカップ(150g)
似たようなカップがありました。
ビニールシート(100g)
イラストでは100円ショップのものになっていますが、コレはもっと高いです。
ビニールひも(50g)
こーゆービニールひもを切って巻いたものを常備しているようです。
実際、マンガの中ではビニールシートと組み合わせて雨をしのぐことができました。
名刺入れ(70g)
目薬(30g)
ボ○ギノール(10g)
痔持ちなんですね。
坐薬タイプではなく、注入型がお好みのようです。
私はかつて、もっぱら坐薬タイプを愛用していました。坐薬のアタマにプリザS軟膏を塗ってケツの穴に滑り込ませるのが物理的にベストな方法です。
サラリーマンになりたての頃、西澤先輩から教えてもらいました。
以上、山と食欲と私 2巻からの考察でした。