毎度、ブチョーです。
新潟県の山には雪割草が自然に咲いているところもあるのですが、今回は植物園へ行って雪割草を見てきました。
その植物園は、その名も「雪国植物園」。
東京ドーム7個分の広さの里山に850種類の植物が花を咲かせるそうです。
植物園のHPには、「発起(作りたい思い)」として、次のように記載されています。
昭和30年代以降、経済が発展し、社会を構成するシステムが大きく変わり、同時に生活文化価値観も変わって、村人は街へ都会へと職を求めて出て行った。山仕事は採算のとれぬ仕事となり、結果として里山は放置され荒廃していった。
昭和59年、世にある里山全部は不可能だけれど、身近にある里山の一つでも市民共有の財産として維持管理し、それを植物園という名前で保護する市民運動をやろう、と真剣に考えるようになった。
で、その植物園の植物たちは次のような考え方になっています。
この植物園は日本海多雪地帯、つまり雪国の低山である里山の自然植生を大切にして構成する。従って外国の植物・園芸植物・海浜の植物は植栽しない。植物園の名称は、その意味で「雪国植物園」とする。そして造園の考え方は、人間がやさしく自然に近づくべきで、自然を無理に人間に引き寄せるべきではない点を最重要視したものとなった。
読むからに、特異な植物園です。その植物園に行ってきました。
雪国植物園の駐車場に到着
2019年4月6日。晴れ。雪国植物園を目指します。
雪国植物園には駐車場が2つあり、東口入口に80台、南口入口に30台止められます。
私達は東口駐車場にとめました。
入園料は 大人400円 団体(20人以上)300円
学生(個人・団体とも)50円
幼児(幼稚園児以下)無料
です。
その時点で見頃の植物が地図上に紹介されています。
全景はこんな感じ。広いです。東京ドーム7個分ですから。
チケットです。割引優待券もいただきました。
入り口横には無料の休憩所。
雪国植物園は、長岡市より委託を受け、公益社団法人平成令終会が運営管理と継続した植栽補強などを行っているそうです。
ボランティアで支えられている植物園なんですね。
ポット入りの植物の苗が販売されていました。
いろんなものがあります。
こんなものも。