先日、新緑の山に登ったんです。
1200mほどの山なんですが、その5合目あたりから、私たちのアタマのマワリに虫が飛び回り始めました。
始めは1匹とか2匹だったんですが、だんだんその数は増え、1人あたり数十匹に。
山に登ってるわけですから、登山者はみなそれぞれ移動しているわけですが、その人間の動きにあわせて虫もついてくるんです。
アタマの周りをブンブン回りながら。
んで、少しでも立ち止まろうものなら、虫たちは顔面にとまろうと一斉に接近してきます。
目や鼻や耳、所かまわずです。
これはたまりません。
休みたくても休めません。
きれいな花を見つけても立ち止まると虫集団の攻撃を受けるので止まれません。
しかも、この虫、ブユの一種のようで咬みつきます。
今回は肌を出していた腕を一か所咬まれ、赤くなって、翌日からかゆみが出ました。
先行の登山者を後ろから見ると、彼のアタマの周りにも数十匹の虫が旋回しながら移動しています。
自分も彼と同じ状況だと考えると発狂しそうになりました。
ちょうど避難小屋があったのでそこへ飛び込み、急いでザックから防虫ネットを取り出しました。
これです。
このヘッドネットは収納袋付きで携帯に便利です。
▼出典:バリゴES7を登山女子は選んだのよ
これを急いでかぶって、あらためて登山開始です。
このネット、殺虫剤処理がされているって話ですが、虫が逃げていくようなことはありませんでした。
虫が即座に死んじゃうほどの強さの殺虫成分があるネットをアタマに被るってのも気分的にアレなんで、虫が逃げるほどでもないのがちょうどいいのかも?
しかし、顔に近づく虫を完全に遮断してくれるので、発狂しそうだった私のアタマも平静を取り戻すことができました。
もし、今回の山行でこのヘッドネットを持って行かなかったら、頂上をあきらめて途中で引き返したかもしれません。
ホント、助かりました。
このヘッドネットですが、ツバのある帽子と組み合わせて使います。
帽子も忘れずにね。