山は一歩一歩自分の脚で登るのがとりあえずの基本ですが、日本中の山々のいたるところに観光用やスキー用のロープウェイやリフト、ケーブルカーが作られています。
これらの便利な手段を使えば、自分の脚だけで登る日帰り登山では到底行くことができない高い山へもお手軽に登れたりします。
ロープウェイやリフトを使えば、森林限界を超えた高い山へのアプローチも可能になり、登山の魅力が深まります。
ロープウェイなどを併用した登山について考えてみます。
ロープウェイ併用登山のガイドブックの決定版『山頂駅からの山あるき』
こんな本が出版されています。
JTBバブリッシングの「おとなのえんそくBOOK」シリーズの1冊です。
中身はこんな感じで、
●登山適期
●歩行時間
●標高差
●コース難易度
などが詳細な地図とともに紹介されています。
東日本編では、八ヶ岳・アルプス、上信越、北関東・南東北、関東周辺のコースが計45コースが紹介されています。
ロープウェイ併用登山でも装備は大事
お手軽に登れるからこそ、ロープウェイやケーブルカー併用登山では、装備が肝心。
機械の力を借りて一気に高度をあげるわけですから、そこはいつもの里山や低山とは全く違う環境になります。
レインウェアはもちろん、ヘッドランプや非常食も必須です。
また、ロープウェイ併用登山で一番大事なのは、帰りの時間です。
登りはロープウェイやケーブルカーだけど下りは歩いて帰るって計画ならいいんですけれども、帰りもロープウェイやケーブルカーを利用しておりてくる計画では、最終のロープウェイなどの時間に間にあうことができる余裕のある計画が絶対に必要になります。
また、万が一乗り遅れた場合でも徒歩で下山できる装備とルートの確認も欠かせません。
十分な準備をしたうえで、ロープウェイで登山してみてください。
これは東日本編ですが、西日本編もあります。