日帰り登山部部員、電気男です。
今日は登山を面白くするソフトウェアを紹介します。
頂上からのお楽しみ山座同定
高いところに上るほど、視界がどんどん広がって遠くの山まで見えるようになります。
山頂に立てば、いままで隠れて見えなかったあっち側の山々までが見えるようになります。
そんなとき。
あっちに見えるあの山の名前は何? ってことが気になります。
遠くの山の名前を特定することを山座同定って言います。
山座同定をするためには、地図とコンパスが必要ですが、今では、専用の地形ソフトを使えば、ある山の頂上から見える風景を再現して自分のパソコン上に表示させることもできます。
それを実現するソフトが「カシミール3D」です。
カシミール3DはCD-ROM付きの書籍として販売されているので、誰でも入手することができます。
カシミール3D関連の書籍は何種類かありますが、この『カシミール3D入門編』を購入すれば基本はOKです。
目次を見てみましょう。
この本にはCD-ROMが付いていて、そのなかにプログラムと20万分の1の全国地図、関東甲信越の5万分の1と2万5千分の1の地図が収録されています。
このカシミール3Dを使って作成した画像です。
ある地点から見える山々の名前が一目瞭然です。
山に行くときにGPSデータを記録していれば、そのデータを使って自分が歩いたルートを3D画像として再現することも可能です。
季節を変えた山の姿を再現することもできます。
このソフトはいろんな機能をもっていますので、完全にマスターするのには時間がかかりますが、自分が登った山やこれから登る山を鳥になった気分で俯瞰して見ることもできますから、登山の楽しみが倍増します。
カシミール3Dの応用編の書籍も販売されています。
登山中の自分が歩いた情報を記録するのがGPSロガーです。
こんなやつですね。
⇒GPSロガーm-241を遅ればせながら買ってみた。レビューしてみる
iPhoneを持っているなら、アプリを入れれば、GPSロガーとして使えます。
アンドロイドでも、GPSログ機能を実現するアプリが公開されています。 ⇒日帰り登山で威力を発揮。初心者こそ使えスマホGPSアプリの便利なところ
山座同定できるアプリにはこんなものもありますよ。
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見えている山の名前を探す(山座同定)アプリは「山座同定ナビ」がおすすめ
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