日帰り登山のお楽しみの1つ。
山の頂上でのメシ。
昭和の遠足のビニールの風呂敷でもいいんですが、昨今はビンボー臭いビニル風呂敷はめったに見ることがあくなり、こんな携帯用マット(座布団)が販売されています。
このモンベルのマットは、長さ27×幅34×厚さ1cmで重量は35g。
収納時のサイズは、長さ27×幅8.5×厚さ4.5cmです。
一人用のギリギリの大きさなんで、このマットにケツだけおろして体育座りってゆーのが基本になります。
アグラか正座するやり方もありますが、はみ出ます。
もっと大きなマットを持っていけば、昼飯どきは靴を脱いじゃってアグラや正座、腕枕で横になるってテもありますが、でかくなるほどかさばり、重量も増えるとゆーのは自然の摂理です。
こちらはかなり画期的で軽量なレジャーシート、『タフケット』です。
それにしても、いつの間にやら日本人は地べた(あるいは畳)に座るとゆーことが苦痛になったみたいで、畳のお座敷には中途半端なお座敷椅子とお座敷テーブルが並べられる状況となり、山の休憩においても、地べた座り用のマットやシートよりも椅子を使う人が増えています。
ここでは、登山に携帯できる椅子を観察していきます。
最先端の登山用の椅子は驚きの回転機構付き!
最初に紹介するのはコレ。
日本発のオリジナルアウトドアブランド、JOYVACKがクラウドファンディングで公開時した携帯椅子です。
ぱっと見は有名なあの折りたたみ携帯椅子に似てますが、なんと、オフィスチェアのように360度回転します。
専用ケースに入って重量は1.2kg。ザックに入れて頂上に担ぎ上げるとなるとビミョーな重さですが、頂上で360度回転できる椅子に座れるとなれば、その重さは許容範囲ではないでしょうか。
組み立ても簡単で、公称30秒で完了します。
⇒360°回転するアウトドアチェア【SABUROKU CHAIR】
登山用の椅子はどんどん軽量化されいてるのだ
つぎはこれ。
DOPPELGANGER OUTDOOR® ウルトラライトマイクロチェア C1-54です。
重量がわずか199g。
折りたたむと大きさはW220×H115×D30mm。単行本くらいの大きさになります。
脚を差し込むひと手間(4手間?)が必要です。
また、極小だけあって、すわり心地は期待しないほうがいいです。
次にコレ。同じくDOPPELGANGER OUTDOOR®の製品です。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) アウトドア フォールディング 超々ジュラルミンフレーム ウルトラライトレッキングチェア C1-71です。
軽くて強いジュラルミン製で重量は253g。
畳むと長さ34cm。
使い方は、ただ広げるだけ。
安定感のある3本脚です。
3本脚ですから、どんな場所でも絶対にガタつきません。
座面が三角形なんで座るとビミョーに食い込みます。
んで、それならば、食いこまない四角い座面の椅子がこれ。
展開したときのサイズはW245×H280×D245mm。収納時のサイズは直径75×長さ345mm。
重量は369gです。
この四角い座面の椅子を進化させ、さらに軽量化したのがコレです。
展開したサイズがW210×H280×D210mmで収納時のサイズは直径80×長さ390mm。
重量は332gです。
C1-55を約30g軽量化しています。
以上は、軽量椅子のシリーズでしたが、山でも座り心地重視って方にはコレです。
SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) のエアチェアです。
使い方動画です。
マットは別に購入する必要がありますが、山で座椅子生活が楽しめます。
セットするマットはこんな感じです↓。
マットが約355g、座椅子変身パーツが約230gです。
斜面や不整地でも座れる2本足の椅子 モナークチェア
重量660gのこの椅子。脚が2本しかありません。そのゆらゆらの不安定感を味わえます。
寄りかかれる立ち木や岩があれば安定した椅子になります。
アメリカのエーライト社のモナークチェアです。
安心感のある座り心地の山椅子
重量475g。座り心地では評判が高い椅子です。
ヘリノックスのタクティカルチェアミニです。
耐荷重は80Kg。
ケースは小物入れにもなります。
ケースが脚になるコンパクトチェア
サーマレストのトレオチェアーです。
重量1015g。少し重いですが、機能的なデザインで感心します。
組立の手間はちょっと必要です。
キャプテンスタッグが作っている携帯椅子いろいろ
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG:パール金属株式会社 アウトドア事業部)は、さまざまなアウトドア用品を扱っていますが、登山にも携帯可能な軽量の椅子をいくつか販売しています。
まずこれ。
キャプテンスタッグ チェア トレッカー マイクロイージー チェアです。
製品サイズは、組み立てた状態で、幅200×奥行200×高さ230mm、座面の高さ/230mm。
収納したときのサイズは、65×65×長さ290mm、製品重量:(約)300gと軽量です。
んで、こっちは3本脚の椅子。
座面の高さは310mmで、収納サイズは70×70×420mm。耐荷重は60kgです。製品重量は550gです。
んでこれ。
トレッカー マイクロFDチェアです。
椅子の大きさは、幅215×奥行170×座面の高さ170mmとゆー極小。
収納時のサイズは、幅110×奥行215×厚さ30mm。
重量は220gで、収納バッグが付属します。耐荷重は約60kgです。
スノーラインの本体218g、耐荷重100Kgの折りたたみ椅子
スノーラインは、1992年創業の韓国メーカーのブランドです。
座面にメッシュ素材を使ったこの椅子、重量は218gで、耐荷重は100Kg。小さくたためて組み立てやすいとゆー評判です。
椅子の大きさは、幅220×奥行180×座面の高さ160㎜。
収納時のサイズは、幅220×奥行70 × 厚さ30㎜。
フレームの材質はジュラルミンです。
アディロンダック マイクロチェア
一体型の折りたたみチェア。座面高は31cmです。
約500gの軽量な折りたたみ椅子で、アルミフレームで構成されています。
そのアルミフレームは、アルマイト仕上げでけっこうきれい。
シートには防弾チョッキにも使用されるハードナイロンが使われています。
全5色のカラーバリエーションです。
椅子といえばこれもはずせないクレイジークリーク
アメリカのクレイジークリーク社のオリジナルチェアです。
まさに、山に持っていける「座椅子」です。