NHK BS で2016年6月11日に放送された「にっぽん百名山スペシャル」で、サコッシュと呼ばれるバッグが紹介されていました。
まるでお坊さんの頭陀袋って感じのバッグです。
防水性はほぼゼロの袋ですが、ザックとは別に、登山中でも頻繁に使う地図やスマホなんかを入れて身体の前面にぶら下げておくと便利そうです。
NHK BS にっぽん百名山スペシャルで紹介されたサコッシュ
番組で紹介されたサコッシュは黄色と緑のツートーンカラーのシンプルなものでした。
色は違いますが、使い方はこんな感じです。
ワンタッチでヒモの長さを調整することができるので、袋を体に密着させることが可能です。
このサコッシュ、amazonや楽天では販売されていません。
4,968円(税368円)
本体:W27cm x H18cm
ポケット:W27cm x H15cm
マチ:9cm(本体4.5cm x ポケット4.5cm)
素材:Fibermax 64(Spinnakers)
ショルダーベルト:70 Denier PU Coated ripstop nylon fabric/ Coolmax
重量:39g
サコッシュとはいったい....
サコッシュ(Sacoche)とは元々は自転車レースのときに飲み物の受け渡しなどに使われたタスキがけの簡易なつくりのバッグのこととされています。
自転車のロードレースでは、サポートカーから、あるいは補給所から、食料や飲み物が渡されます。
このときに使われるのがサコッシュで、ロードレーサーは受け取ったサコッシュを肩にタスキがけにして、自転車を漕ぎながら補給します。
ただ、このテの袋のことを「サコッシュ」と呼んでいるのは日本だけのようで、英語では"musette bag"、フランスでも"musette"って呼ぶのが普通みたいです。
番組で紹介された「山と道」が販売しているサコッシュのほかにもいろんなサコッシュが作られ、販売されています。
たとえばこれ。
アライテントが作っているサコッシュです。
そしてこれ。
カペルミュール(KAPELMUUR)のサイクルサコッシュです。
こっちはモンベルが作ったサコッシュタイプの軽量バッグです。
ヤマバッグです。