冬になれば雪が降る。
雪のなか、山道を歩くのも楽しいものです。寒いけど。
ま、山へ行く前に、まず家の周囲の除雪をしなければならないのが雪国の生活なわけですが、今回は除雪に最適な手袋を紹介します。
雪国では「防寒テムレス」の着用は常識
雪かきは体力を使うので薄着でやるのが基本ですが、手袋はしっかり防水機能があるやつじゃないと大変なことになります。
でも、防水機能があるからといってゴム手袋なんかは論外です。
すぐに手袋のなかがムレムレになっちゃいます。
雪かき時に使う手袋には、水の侵入を食い止め、しかも蒸れず、なおかつ暖かいことが求められます。
この3つの機能を同時に満たす手袋はそうそうありません。
唯一、この世に存在する驚異の手袋が今回紹介するテムレスです。
ホント、これ、一度使うと手放せません。見た目はアレなんですけれども、とにかく暖かい。
冬になると雪国では多くの人がこの手袋、「防寒テムレス」のお世話になっているはずです(諸説あり)。
常夏の国、マレーシアで作られているポリウレタン製のこの防寒用手袋。
雪かきを楽しくしてくれる雪国の必須アイテムです。
テムレスの特長
以下、テムレスのおすすめポイントです。
● 手袋内部に起毛させたパイル地を採用することにより、保温性を高めています。
● 低温下でも柔軟性を保ちます。
● 特殊樹脂をコーティングしているため、高いスベリ止め効果を発揮します。
水と雪が混じりあった超低温環境に突っ込んでも、水が浸入してきませんし、体温も奪われないのです。
試しに雪をつかんで、そこに井戸水をかけてみました。
普通の手袋では、絶対にやってはいけないことです。
でも、テムレスを装着していれば「屁」でもありません。
手袋の中がほんのり暖かいのです。
テムレスの内側はこんな感じです。
内側全体が起毛加工されていて、自分の体温を貯めこんでくれます。
低温の環境下でも固くならないので、機械操作もバッチリです。
手袋装着の上での除雪機の操作もまったく問題ありません。
とにかく、雪かきにはコレ。
冬山でも大活躍です。
唯一の欠点は、その無骨なデザイン。
冷凍倉庫のなかで身につけるならピッタリのデザインなんですけれども、これを雪山で身に着けるのは気が引ける人もいるかもしれませんが、雪山では見た目より機能です。
一度使ったら、もう手放せません。
サイズはこれを参考にしてください。
私にぴったりのサイズはLLです。
カッコいい「テムレス 01 ウィンター(TEMRES 01 WINTER)」登場
機能的には申し分ないテムレス。でもその色が......って声を受けて、ついに登場したテムレスのブラックタイプ。
その名も テムレス 01 ウィンター(TEMRES 01 WINTER)。
|
さらに進化した「テムレス 02 ウィンター(TEMRES 01 WINTER)」も登場
構造的にも進化を遂げました。ドローコード付きロングカフバージョンの登場です。
|