これ(↑)が2016年にカシオから発売されたアウトドア対応のスマートウォッチがWSD-F10。
本格的なアウトドア用のスマートウォッチの先駆けでした。ただ、この時計にはGPS機能がありませんでした。
動画で見るとこんな感じです。
そのWSD-F10の後継機が発表されたので、最近調べています。
今回発表された製品の型番はWSD-F20で、プロトレックスマートとして発売されます。
これです。
正式に、プロトレックのシリーズとしてスマートウォッチがラインナップされるってわけです。
プロトレックとなったことで、ボタンガードが追加され、見た目でもプロトレック感が出てきています。
WSD-F10にはなかったGPSを備えていて、事前にダウンロードしておけば、オフラインでもカラーの地図を時計上に表示させて、自分の位置を確認することが可能です。
地図データは、Mapbox社のものが採用されています。
GPSは、GLONASSとみちびきにも対応した低消費電力タイプです。
OSはAndroid Wear 2.0。
WSD-F10同様、WSD-F20も、モノクロ液晶とカラー液晶を重ねた二層構造のディスプレイを搭載しています。
モノクロ液晶は、常時、時刻を表示して、もう一方のカラー液晶で地図やさまざまな計測データ、アプリを表示します。
モノクロ液晶の消費電力はカラー液晶に比べると1/100で済むそうで、両社を使い分けることによって、長時間の駆動を可能にしています。
充電端子はマグネット方式が採用されています。通常のmicroUSBタイプのコネクタでは5気圧防水に対応できないのだそうです。
無線給電には対応していません。ま、そのおかげで、充電専用ステーションみたいなものは不要です。
スマートウォッチですから、画面表示は自由自在。いろんなウオッチフェイスを表示させることができます。
通知機能をONにしておけば、メールやメッセンジャー、LINEなどの通知がWSD-F20に表示れます。
この時計は、音声入力を実現するマイクを搭載しながら、5気圧防水構造を実現していているので、雨や汗、水しぶきもへっちゃらです。
時計の画面上に地図を表示させ、そこに仲間の現在地を表示させるなんてこともできちゃいます。
移動中でもお互いの位置が時計の上に表示されるんですね。
音声入力対応のテキストメッセージ機能をつかえば、離れた場所とのコミュニケーションを可能にします。
カシオのWSD-F20の関連動画を集めてみた
プロテレックスマート WSD F-20 とガーミン(Garmin) Fenix 5Xを比較した動画もありました。
カシオのプロトレックスマートWSD-F20は、Android 4.3以上を搭載したスマートフォンとiOS 9以上を搭載したiPhone 5以降のモデルに対応します。
日本語でのレポート動画がこれ。
アスキーのスマホ総研の画像がこっち。
動画の開始から10分くらいのところで、プロトレックスマートWSD-F20が紹介されています。
発売予定日は、2017年4月21日です。
(追記:2017年4月28日)WSD-F20の開封動画
とうとう発売されました。
新しい動画もアップロードされています。
日本語版。
んで、英語版。
こっちは英語ですが、WSD-F20のセットアップなど実際の操作の様子を動画で見ることができます。
こちらはドイツ語のWSD-F20動画。
プロトレックスマートWSD-F20は登山以外でも活躍
プロトレックスマートWSD-F20はアウトドアウォッチなんで、活躍するのは山登りだけではありません。
●フィッシング
魚が釣れたポイントを地図上に記録するのは当たり前。指定した港の潮汐情報を表示します。
釣った魚の数、時間、気圧などを表示します。
●サイクリング
走行ルートの記録は当たりまえ。いっしょに走る仲間とメッセージや位置情報を共有できます。
速度、距離、時間などの走行データをリアルタイムで表示可能で、ペース管理もできます。
●パドル
水上での移動ルートの記録はもちろん、日の出の時間の表示、移動状況のリアルタイム表示を行います。
●スノースポーツ
ゲレンデなどでの滑走数や走行時間などの状況を確認できます。
ネットでも絶賛発売中です。
オレンジ色はこれ。
黒いのはこっちです。