雪かきスコップに雪が着くとリズムが乱れる
毎度。ブチョーです。
冬になると雪が降る。
高い山にも雪が降る。
そんなときに欠かせないのが雪かき用のスコップです。
金属製のものや樹脂製(ポリカーボネート)など、いろんな雪かき用スコップがあるわけですが、使っているうちに、スコップ表面に雪が付着するようになります。
雪の質にもよるんですが、割と湿り気のある雪が降ったばかりのときは、よくくっつきます。
んで、スコップ表面に雪が付着すると、雪かき作業の効率がガクンと落ちます。
スコップ表面に付着した雪は、足先などでこすれば落ちるんですが、実に面倒です。
雪かきはリズムが大事。スコップに付着する雪は、そのリズムを大いに乱します。
そんなときにはコレです。
スノーダンプスプレーとゆー名前ですが、もちろんスコップなどの雪かき道具全般に使用可能です。
あ、スノーダンプって、これね。
スノーダンプは、山に持って行くのはむずかしい大きさですが、雪国では冬場に活躍しています。
スノーダンプスプレーとは
「スノーダンプスプレー」は、塗料メーカー「アサヒペン」が販売しているスプレー缶です。
説明動画がありました。
初めてこの「スノーダンプスプレー」を使ったときには感動しました。
金属スコップに雪が付着して、私の雪かきリズムを乱されていたのですが、このスプレーを塗ったあとのスコップは、同じスコップとは思えないほど、サクサクと雪を切り取り、その雪を放り投げるときの抵抗も激減したのです。
苦痛だった雪かき作業が楽しく思えた一瞬でした。
このスプレーは、アクリル系の透明塗料に、滑りをよくするためのシリコンスリップ剤が添加されたものです。
昔から、雪かき用スコップには、スキー用のワックスを塗ったり、地道にロウソクをこすりつけたりする方法があったのですが、やっぱりスプレーはラクチンです。
ただ、あくまでも有機溶剤系の塗料ですから、スプレーしたあと、乾燥させる時間は必要です。
乾燥時間の目安は、冬場で60分、夏場で30分だそうです。
摂氏0度でも乾燥すると書かれています。
だもんですから、雪かき中にスコップに雪が付着するから、その場でシュッと吹き付ければ雪がくっつかなるってことではありませんので、ご注意ください。
スコップやスノーダンプは、このスノーダンプスプレーを吹き付ける前に、表面の汚れをとり、水分をしっかりふき取って乾かしておく必要があります。
また、有機溶剤特有の刺激臭があります。シマッタ。マスクしておけばよかったと後悔するほど、けっこう臭いです。
間違っても屋内で使用することは考えないでください。
天気がよくて湿度が低い日に塗るのがベストです。
もちろん、除雪機のシューターの部分にも使うと、あの雪のツマリをかなり減らせます。
雪山でスコップを使う方は、あらかじめこのスノーダンプスプレーを塗っておきましょう。
「雪が着かず作業が「はかどる!」のコピーはウソではありません。