登山用の腕時計は現在進化中の製品です。
基本的にデジタルセンサーで、気圧(標高)、方位、温度を測り、表示することができます。
最近ではGPS機能や心拍測定機能が付加され、ますます多機能に進化中です。
ここでは2017年に入手できる登山用時計、10製品を紹介します。
カシオ プロトレック PRW-6100FC-1JF
アナログ時計とデジタル時計のいいとこどりな登山用時計です。
方位、気圧(高度)、温度を測定するトリプルセンサーを搭載しています。
重量102g。登山データも記録する電波ソーラー時計です。
セイコー アルピニスト SBEL009
これは昨年(2016年)セイコーから発売されたモデルで、山の日制定記念限定品です。
8月11日の国民の祝日「山の日」を記念して、雪渓の景色をイメージしたホワイトカラーだそうです。1,000本の限定販売でした。
アルピニストはBluetooth(ブルートゥース)でスマートフォンと連携できます。
専用アプリを使って登山計画の管理や登山記録の保存なんかができちゃいます。
レギュラーモデルもありまっせ。
んで、そのプロスペックスシリーズの2017年の最新版がコレ。
フィールドログ機能を搭載したランドトレーサーです。
プロスペックスなんで、もちろんソーラーウォッチなんですが、このランドトレーサーは、時計本体で計測した高度データと、スマホで取得した位置データを連携させて、自分の活動の軌跡を専用アプリに記録して、Googleマップ上にその軌跡を3Dで表示することができるんです。3Dってところが、新機軸でございます。
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セイコーのプロスペックス・ランドトレーサーSBEM001とSBEM003について調べてみた
セイコーのプロスペックスといえば、ダイビングやトレッキングなど、スポーツやアウトドアに対応する機能を備えたブランドの名前です。 陸・海・空・走とそれぞれの分野で、独自の機能を搭載した時計のシリーズが展 ...
シチズン プロマスター エコ・ドライブ アルティクロン
光発電エコドライブって名前のソーラー発電機能を備えています。時刻を表示したまま、高度や方位情報がすべてアナログで読み取れます。
液晶デジタルではなく、アナログな針で情報表示するところがこの時計のミソです。
重量100g。
スント アンビット3 バーティカルHR
登山時計の定番スントから、GPS機能と心拍測定ベルト付きのモデルです。
高度計や気圧情報、ルートナビゲーションなどの機能に加え、3Dディスタンス機能やリアルタイム標高グラフ、累積標高表示機能などを備えています。
重量74g.
エプソン WRISTABLE GPS FOR TREK MZ-500
最初に発売されたのが、MZ-500B。ブラックタイプです。
GPS、地磁気、加速度、温度、気圧の5つのセンサーを備えたGPSウォッチです。
登山ルートを登録し、目的地までの距離や標高を登山中に確認できるナビゲーションシステムです。
重量65g。
んで、2016年秋に、新たに3つのカラーが投入されました。まあ、動画を見てください。
好きな色を選ぶ楽しみが増えました。
MZ-500MS
サファイアガラスを採用したフラグシップモデルです。
MZ-500L
ベゼルがヘアライン仕上げになっています。飾り縁部分はオレンジで、アクセントが効いています。
MZ-500Y
目立つ黄色のベルトと、ミラー仕上げのベゼルの組合せです。
スント トラバース
GPSナビゲーション機能をそなえたモデル。
気圧変化を感知して天候急変を知らせるストームアラームも備えています。
重量80g.
バリゴ ES7
だんだん人気が出てきた小型の登山用時計。
時計表示の通常モードから、ワンボタンで高度計、気圧計、コンパスにアクセスできます。
高度スピード表示や高度ログもとれます。
重量57g.
カラーバリエーションもどんどん増えてきました。
ラドウェザー センサーマスターIII (sensor master Ⅲ)
ラドウェザー センサーマスターIII は、税込9800円でも、方位、高度、気圧、温度センサーを搭載したアウトドアウォッチです。
2017年に発売されたばかりの製品がセンサーマスター3です。
重量は65g。カラーは全6色で、反転液晶版もあります。
天気予測やストームアラーム、山頂データ自動保存、ワールドタイム、100m防水、歩数やカロリー計測機能をそなえています。
ソーマ ライドワン ソーラー アルチコンパス
ディスプレイがでかいので、表示データが見やすいソーラー時計です。
文字フォントもいいい感じ。
重量80g.
カシオ スマートアウトドアウォッチ WSD-F10
これはスマートウォッチなんで、機能が盛りだくさんです。
動画を見るのがてっとり早いです。
色違いのオレンジもあります。
今年、2017年4月には、大幅に機能アップした後継機が「プロトレックスマート」として発売される予定です。
【追加】カシオ スマートアウトドアウォッチ WSD-F20
プロトレックスマートWSD-F20が発売されました。オフラインの環境でも、地形図が使えるスマートウォッチです。
GPSを備えた登山用スマートウォッチです。
詳しい記事はこちら
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スマートアウトドアウォッチ カシオのプロトレックスマートWSD-F20に驚く
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【追加その2】GARMIN fenix 5X
山岳用GPS機器で有名なGARMIN社が、オフラインでも地図を見ることができるGPSマルチスポーツウォッチ「fenix 5X」を発表しました。
この「fenix 5X」は、フルカラーのオフライン地図を記録した腕時計で、日本詳細道路地図(City Navigator Plus)と登山地形図(TOPO10MPlus V4)の2種類の地図データを持っています。
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GARMINのGPSウォッチ「fenix 5X」について調べてみて驚いた
登山用腕時計の進化は続きます。 気圧や温度、方位を測るセンサーを備えた登山用腕時計は、電波による時刻の自動修正やソーラー発電などの機能を付加されたものが現れ、数年前からはGPSを搭載するようになりまし ...
怖ろしいほどの機能を持っていますが、価格もけっこうなお値段です。
【追加その3】TOMTOM ADVENTURER
TOMTOM(トムトム)は、オランダのメーカーです。最近、日本市場に参入しました。
TomTom製GPSウォッチは非常にシンプル。
そのうえで、3GBのメモリ容量で、時計の中に音楽データを入れることができます。
つまり、これさえあれば、スマホや音楽プレーヤーを携帯しなくても、時計だけで音楽も聴けるってことです。
TomTom製GPSウォッチのラインナップのなかで、現時点での最上位モデルが、このTomTom Adventurer(トムトム アドベンチャー)です。
【追加その4】CASIO PROTREK 世界6局対応電波ソーラー PRW-7000
プロトレックのこのモデルを紹介すんの忘れてました。 PRW-7000です。プロトレックのなかでは、マルチフィールドラインに分類される時計です。山でも海でもオッケーよってタイプで20気圧防水です。
プロトレックもいろんなモデルがあるんですが、この動画は、PRW-6100と PRW-7000の違いを丁寧に説明してくださいます。
こちらは操作説明動画です。
【追加その5】CASIO PROTREK MANASLU PRX-8000
ちょっと古いですが、コレも紹介してきましょう。
プロトレックの最高峰(値段が高い)モデル、PROTREK MANASLU PRX-8000です。
10万円以下の時計なんかオレの腕に巻けるかって方にはオススメです。
カシオのプロトレック・シリーズはいろいろ種類があり過ぎてよくわからないので、ここ見てください。
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カシオのプロトレック(PROTREK)。種類が多すぎてわかんないので、調べて分類してみた
毎度。電気男です。 カシオといえば昭和の頃は電卓でありました。 ま、今でもカシオの会社名は「カシオ計算機株式会社(CASIO COMPUTER CO., LTD.)」であります。 創業当時はリレー式の ...