まあですね。
日帰りなら我慢できると思うんですよ。
あ、大の話です。
テント泊とか小屋泊だと、やっぱりお通じのいいひとは、我慢できずに「大」をする必要に駆られると思うんですよ。
でも、大概の山のトイレ事情では、平地で使い慣れた「お尻洗浄機能」が付いていません。
そんなとき、カップに水を入れて左手の指で拭く方法もありますが、慣れていない人にはそれも無理。
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山と便意と私。穴掘る? 手で拭く?持ち帰る? 登山における排便の考察
日帰り登山では、山登りを始める前にあなたのすべてを出しきっておくことが基本です。 あ、トイレの「大」のお話です。 登山部用語では、昔から男性の場合は「キジ撃ち」、女性の場合は「お花摘み」って呼ばれてい ...
そんなときは、コレ。TOTOの純正品、携帯ウォシュレットです。
「ウォシュレット」の名前を使っていいのは、TOTOだけ。
そのTOTOが開発した携帯用ウォシュレット YEW350です。
AMAZONでは、700件ちかいレビューが投稿されている人気商品です。
本体サイズは、W6.7×D29.8×H4.6cm(使用時)、W6.7×D13.0×H4.6cm(携帯時)。
本体重量は250gで、山へも持っていける重さです。
単3形アルカリ乾電池1個で作動します。
毎秒約8mlから約9mlでシャワーを噴射します。
その噴射持続時間は、約23秒間。タンク容量は約180mlです。
ちょっと計算が合わない気もしますが、だいたいそんな感じです。
ああ、この携帯ウォシュレットですが、いつも使っているウォシュレットのように、ぬるま湯が出て来るわけではありません。
タンクに入れた水の温度はそのままですから、冷たい川の水なんかを入れると、ヒヤッとするのは致し方ありません。
また、山のなかで水の調達がむずかしいと思われる場合は、お尻を洗う水も持参する必要があるのは言うまでもありません。
山の上でも、お尻が洗える。ゴージャスの極ですね。
グレー色のタイプもあります。
携帯用のおしり洗浄器のおすすめ 2018
ま、先述したようにウォシュレットと呼べるのは、TOTOの製品だけなんですが、携帯用のおしり洗浄器は、マイナーメーカーからコスパに優れた製品も発売されています。
2018年で入手可能な携帯用のおしり洗浄器のおすすめといえばコレです。
本体サイズは、47mm×275mm(水タンク取付け、ノズル収納時)、47mm×160mm(携帯時)。
本体重量は約215gで、山へも持っていける重さです。
単4電池2本で作動します。
約3.4ml/秒(新品アルカリ乾電池使用時)、ソフトーモード洗浄水量は約2.5ml/秒でシャワーを噴射します。
タンク容量は約140mlです。
3000円以下で買える、驚異的なコスパを誇ります。